〜地方生にフィーチャー〜

日芸受験.COMは関東圏だけでなく、東北地方や関西地方、九州地方など多くの地方在住の受験生も毎年受講しています。
このページではそんな地方生の方にフィーチャーして不定期で記事を更新していきます。


【第1回】

〜映画学科撮影録音コースに合格した黒川さん(2021年3月27日・28日)(聞き手:学長 武田菜穂子)〜



―黒川さんは仙台在住で、時々教室にも来てはくれていたのですが、基本的にzoomで授業を受けてくれました。zoomでの授業はいかがでしたか?



私は作文・小論文、エントリーシート、英語・国語の授業を受けていました。作文・小論文については事前に書いたものを写真に撮って先生に送り、決められた時間内に個別対応で、その場で添削してもらうという形でした。

国語と英語は通塾生がいる中で、一緒にリアルタイムで授業に参加しました。教材は事前に送ってもらって、それを自分でコピーして授業を受けました。
他にもzoomで受けている方がいて、時折、先生から声をかけてもらっていたので安心して受けられました。良い環境で受けることが出来たと思っています。
高校ではそれまで机に座って勉強した時間がほとんどなかったので、塾の勉強を必死にがんばりました。新しいものにはあまり手を付けず、同じものを繰り返し解き、定着させることを意識して取り組みました。

―zoomの方も授業に積極的に参加してくれていましたよね。教室の雰囲気は伝わりましたか?

何に対して笑っているのだろう、と思うことはありました。あとは、カメラに映り込んでくれる方がちらほらいて、陰ながら楽しんでいました(笑)。

―芸を披露してくれる受講生もいましたものね。作文・小論文の授業はどうでした?

作文・小論文は6月くらいから取り組んでいました。最初の出来は、今見返すと結構ひどかったです。
作文なのに小論文のようになってしまっていました。授業の中で、最後の一文を付け加えてもらって、そこで作文が締まったと感じることがよくありました。先生は私の言いたいことを汲み取ってくれて指導してくれたので、本当に良かったです。分かりやすく実体験も交えながら書くように気をつけました。
小論文に関しては、日頃のニュースなどに対して、自分の意見を持つということは大切だなと思いました。

―総合型選抜入試(旧AO入試)は、残念ながら落ちてしまいましたが、一般入試まで踏みとどまれた理由はありますか?

AOは自己分析が大切だなと思いました。総合型選抜は落ちてしまったが、その準備の時間は大切な時間だったと思います。総合型選抜は「受かったら奇跡!」だと思っていました。
「私には日芸しか無い」と思っていたので、総合型選抜が落ちても、ずーんと気持ちが下がることもなく、結果がわかった翌日から気持ちを切り替えることができました。

―最後に一言お願いします。

本当にこの塾に来て受けた授業の中で先生がさり気なく言った一言も含め話題のすべてが自分のためになったなという印象があります。
それから、面接について、自分は何度かいくつかの受験方式で日芸の先生と面接させてもらったのですが、受かった面接は先生との会話のテンポ感が良かったなと思っています。
日頃から、聞かれたことはすぐ返すとか、相手のことをきちんと聞くとかそういうことを心がけるだけでも、リラックスして臨めるのではないかなと思います。
そして、緊張感と覚悟は最後まで持つことは大切ですが、追い込みすぎず、受験勉強を受験勉強と思いつめず、自分のペースを保ちながら進めることが良いと思いました。今回の受験はここの塾で「過去問を解いてどうだったか」など、自分と周りの状況を仲間同士で確認できて、士気が高まりました。ここで出会えた仲間は宝だなと思います。

―ありがとうございました。