日芸 入試方式種類(参考2016年) 概要・対象
                           
1   日芸オーディション         【概要】
              いわゆるAO入試
【対象学年】
高3だけでなく高卒・大学に在学しながらの再受験も可
【成績基準】
出願に際し成績基準無し
【実施時期】
7月はじめの自己紹介アンケート提出、続く8月はじめのエントリーシート提出〜9月・10月の最終試験までの長期にわたる入試。
【ポイント】
書類審査〜1次試験&最終試験までの期間が長く様々な準備が必要となる入試。発想力・表現力・キャラクターが大事になる入試である。日芸志望者は是非エントリーして欲しい。
【注意点】
エントリー通過だけを考えれば半分エントリー通過できるコースもあるが最終合格までとなると、どのコースも競争率的には難関入試方式である。また実施期時期が一般入試にむけて基礎学力の定着にとって大事な時期と重なるため、決して日芸オーディションにかかりきりにならずに、英語・国語の学力対策もバランスよくやること。
               
2   日大付属推薦   基礎学力選抜推薦
    【概要】
        付属特別選抜推薦     日本大学付属高校を対象とした入試
              【成績基準】
以前の日統一テスト時代には出願基準は評定3.5以上だったが、現在の基礎学力選抜方式になってからは日芸については出願に際しての評定基準は無い。
【実施時期】
日芸での試験は11月。基礎学力選抜のセレクションは高2の4月の3教科・高3の4月の3教科・高3の9月の4教科の基礎学力到達度テストが影響する。
【日芸での試験内容】
基礎学力選抜方式・特別選抜方式はまったく同じ課題を課される。
【日芸付属推薦で留意すべき点】
基礎学力選抜方式は原則セレクション通過した者は日芸での専門試験で問題がなければ基本最終合格するという建前になっている。
で、実際はどうかというとセレクション通過しても日芸での専門試験が求めるレベルに達しておらず落とされている者が毎年各コース1人程度発生している。なお特別選抜は日芸での試験で半分以上不合格となっている。
他大学の附属推薦と違い日芸の附属推薦は附属なのに不合格者を出す入試であることを認識する必要がある。 
【実技試験のあるコースは特に注意】
実技試験を課す某コースでは「特別選抜(セレクション落ち組)と基礎学力選抜(セレクション通過組)の成績差が相当あると話は違うが、大して差がない場合には”実技の評価で決めます”」と相談に行った付属生に直接言っています。ただ、これは当然のことでギリギリでセレクション通過したが実技が駄目な者とギリギリでセレクション落ちしたが実技がずば抜けている者で最後の1人どっちを合格させる?となれば(そのコース名を聞けば誰でも納得するが)後者を選ぶのは当然かと思います。
【基礎学力選抜と特別選抜の関係】
基礎学力選抜のセレクション通過できなかった場合は特別選抜で出願することができる。
【基礎学力選抜セレクション通過目安】
基礎学力選抜はセレクションでスコア200前後が足切りライン。放送学科などはセレクションで約7割が落ちている。人気のあるコースでは200だとギリギリでセレクション落ちとなるので注意。安心できるスコアは220。
                 
3   校友子女入試         【概要】
日大or日大大学院or日大短大の卒業生の子・孫、日大教職員の子・孫を対象とした入試
【資格補足】
昔は駄目だったが今は養子縁組でも資格ある。つまり親の再婚相手が日大or日大大学院or日大短大の卒業生であっても該当する。ただし受験する者が中3卒業迄に養子縁組手続きを取っていることが条件である。
【出願に際しての注意事項】
日芸での出願の前に校友子女確認書を校友会本部に発行してもらう必要がある。その申請期限が日芸での出願期間よりも2週間以上前なので注意。準備が遅いと校友子女確認書が発行してもらえず出願できなくなる。
【対象学年】
高3だけでなく高卒も可
【募集人数】
各学科2名
演劇学科や映画学科や音楽学科は複数コースあるが全コース含めその学科で2名。そのため自分が受けるコースで一番欲しい存在となっても他コース受験生にもっと良い存在がいた場合には弾かれる可能性がある。

【成績基準】
出願に際しての評定基準は無い。
【実施時期】
11月試験実施。
日大付属高校推薦と同日実施。

【日大付属高校生で校友子女にも該当する方】
校友子女入試と日大付属高校推薦は同日実施です。そのため日大付属高校推薦と校友子女入試の両方の受験資格があってもどちらかでしか受験できません。その場合、校友子女入試と日大付属高校推薦とでは募集枠が日大付属高校推薦の方が圧倒的に多いため通常は日大付属高校推薦で受験することになります。
【日芸での試験内容】
実技試験を課す学科コースは同日実施する日大付属推薦に組み込まれる(一緒に実施)。
作文小論文を課す学科コースは題目自体は異なるが形式は同日実施される日大付属推薦や、一般入試の専門試験や、一般推薦の試験形式と同じ形式である。
             

 
       
4    外国人留学生試験         【概要】
              外国人留学生を対象とした入試
【競争率的に難関な理由 】
まず第1に日芸の外国人留学生試験は地方の私立大学が経営難で留学生ばかり受け入れているそれとはまったく異なること(留学生の合格者数はデザイン学科を除き各学科1桁)。
第2に特に放送学科は韓国では放送界の東大と呼ばれているらしく(留学生複数から何度も同じことを聞きました)韓国からの留学希望が多く(でも合格者数は1桁なので)競争率が厳しい入試となっている。
【日芸での試験内容】
形式自体は、同日実施する(2017年では)一般推薦・帰国子女入試などと一緒の形式(日本人に課す試験と同形式)である。つまり日本語での試験になる(日芸は上智や早稲田やICUのように英語で授業をする訳ではないので)。ただ漢字にフリガナがふられていたりする。

               
5   帰国子女入試         【概要】

 
        帰国子女を対象とした入試
 【意外とお得な方式】
帰国子女は往々にして海外で高校生活を過ごしたこともあり日本での進学先大学に英語重視・国際系・ミッション系大学(上智・早稲田・ICU・慶應・青学・立教等)への進学を希望する者が多い。
そのため日芸を志望する帰国子女が少なく日芸の帰国子女入試はどの学科も受験者数が1桁なのでお得と言える。ただし受験者数が少ないからと言って全員合格ではなく受験生が日芸が求めるレベルに達していない&向いていないと判断された場合には「該当者無し=合格者0人」という合否結果を出している。

【実施時期】
11月試験実施
一般推薦・外国人留学生試験と同日実施

【日芸での試験内容】
実技試験を課す学科コースは同日実施する(2017年は)一般推薦に組み込まれる(一緒に実施)。
作文小論文を課す学科コースは題目自体は異なるが形式は同日実施される(2017年は)一般推薦や、一般入試の専門試験と同じ形式である。
               
6   一般推薦入試         【概要】
              一般推薦は指定校推薦とは異なり出願基準を満たしている高3生ならば(日大付属高校除く)出願できる公募推薦である。
【実施時期】
11月試験実施
(2017年は)帰国子女入試と同日実施

【資格に評定基準あり】
出願基準に評定基準がある。
【通信制高校でも出願できる】
現在サポート校(当然同時に通信制高校にも在籍しているので)に通っている者でも(大学出願は通信高校名で出願するので)通信制高校の成績表に学年毎の評定が記載されているのであればこの推薦入試に出願できます。
【日芸での試験内容】
公表されている過去問を見ていただくとわかりますが、演劇学科企画制作コース以外は、一般入試の専門試験と同一形式である。
【評定値の合否への影響について】
評定値を点数化して合否判定の際に使うか否かについては明らかにされていないが、日芸受験.COMからの受験生を見ている限りは、あくまでの出願基準であり、合否判定は日芸での試験で決めている印象を受ける。
【一般推薦受験の方は是非AOも】
一般推薦受験予定者は日芸オーディション受験しておくと試験の雰囲気がわかり推薦入試では無駄な緊張がなくなり力を発揮できる傾向があるので日芸オーディションもエントリーしておきたいところ(面接官も同じ先生が行うので)。
【欠席日数と出願資格について】
各学科で定めている評定値と活動基準に合致していれば高3生であれば基本的に出願できるのが一般推薦です。ですので欠席日数が多いからといって出願できないということは日芸側からするとありません。
ただ校長印のある推薦書(日芸指定書式)を提出しなければならないため通っている高校によっては日芸の成績基準・活動基準はクリアーしていても、普段の素行が悪いと(遅刻・欠席が極端に多い等)「このような素行の者を校長印を押して推薦することは我が高校としてはできません」となる場合がありますので注意ください。
こういった事例は公立高校ではおこらないのですが、私立高校とくに躾の厳しい女子校では実際に数件発生しております。
             
7
  編入試験
        【概要】
              他大学から日芸2年次に編入するための試験
3年次編入は募集学科限定的で実際されるか否かは毎年不確定である。実施されるにしてもここ数年実施しているのは美術・デザイン・音楽・文芸のみである。
【資格】
大学に1年以上在学し、32単位以上(教職課程科目除く)を修得した者(修得見込も含む)なので他大学進学した現大学1年生も受験資格がある。なので今の大学を保険に使って日芸再受験が出来る。
ただし今の大学にちゃんと通って単位を32単位以上取得しなければ資格喪失なので今の大学にはきちんと通学する必要がある。そのため現大学1年の場合は日芸の編入試験に合格しても今の大学は3月迄ちゃんと通い単位32単位以上取得する必要がある。 
【日芸での試験内容】
演技等の実技試験を課す学科コースは同日実施する高校生を対象にした推薦試験に組み込まれる(一緒に実施)ことが多い。

 
       
8   転部試験          【概要】
              日大他学部から日芸2年次に学部転部するための試験
【資格】
日本大学の他学部に1年以上在学し、32単位以上(教職課程科目除く)を修得した者(修得見込も含む)なので日大他学部進学した現大学1年生も受験資格がある。なので今の日大他学部を保険に使って日芸再受験が出来る。
ただし今の日大他学部にちゃんと通って単位を32単位以上取得しなければ資格喪失なので今の日大他学部にはきちんと通学する必要がある。そのため現大学1年の場合は日芸の転部試験に合格しても今の日大他学部は3月迄ちゃんと通い単位32単位以上取得する必要がある。 
【日芸での試験内容】
演技等の実技試験を課す学科コースは同日実施する高校生を対象にした推薦試験に組み込まれる(一緒に実施)ことが多い。
               
9   転科試験         日芸1年生が2年次進級の際に専攻学科を変更するため
              の試験
               
10   一般入試   一般入試N方式     【概要】
              いわゆる他大学で言うところの全学部入試。1回の試験で複数学部学科を合否判定してくれる(複数出せば割引はあるがその複数分の受験料は発生する)入試方式
【試験内容】
共通テストの学力試験のみ。会場が各地設定される。
日芸での専門試験(実技や作文小論)・面接は無し。
【試験科目】
写真学科3教科・映画学科3教科・放送学科3教科・文芸&音楽&美術は2教科と試験教科数が多い。
※演劇学科N方式はない。
【難易度】
昨年初年度は映画学科は2人の募集人数に対して278人出願、放送学科は2人の募集人数に対して280人出願、写真学科は3人の募集人数に対して93人出願と半端ない競争率となった。
正直なところ放送・映画のN方式は偏差値70ないと合格しないと思われる。少なくとも偏差値60以下でN方式に出願しても受験料がもったいない。
               
        一般入試1期日程     【概要】
              一般的な入試方式。2月実施。募集人数が一番多い入試方式
【試験内容】
英語(100点満点)と国語(100点満点)の学力試験プラス専門試験・面接(学科により100点〜300点の幅)で合否判定される。
【放送学科の学力点での足切り】
放送学科は英語と国語の学力試験を1次試験とし1次試験の点数で足切りを実施する。1次試験を通過しないと作文+面接試験に進むことはできない。日芸からの公式公表はないので絶対ではないが塾のこれまでの生徒の自己採点からの推測として英語国語の合計点110点(55%)〜120点(60%)が1次通過の目安と考える。なお最終合否は英語国語+作文面接の合計点なので1次ギリギリ通過だと最終合格は相当キツくなる。
【放送以外の学科にも学力点での強制不合格あり】
放送以外の学科は出願した受験生は全員専門試験まで受験することができる。学力試験は200点満点だが専門試験は学科によって100点〜300点と幅がある。専門試験が200点〜300点ある学科では専門試験が満点評価ならば英語国語の点数が低くても合格最低点を計算上クリアーしてしまうが、それに対して日芸はキチンと制限を設けている。
それは「英語・国語の合計得点が60点未満の場合は学力+専門試験の総合得点が合格最低点を超えていても不合格」という制度である。
【学科試験の内容】
英語・国語の試験は学科別に問題を作成していない。2月の第1火曜日に放送・演劇・写真・美術・音楽、2月の第2火曜日に映画・文芸・美術・デザインの試験があるが、同じ日の試験は全学科同じ英語・国語の問題を解きます。
【学科併願】
試験日程が違う学科は併願受験できる。放送学科と映画学科、演劇学科と映画学科、放送学科と文芸学科は併願でききる。写真学科と映画学科、写真学科と文芸学科は併願できる。
なお音楽・美術・デザインも入試日程が異なれば他学科併願できる。
【学科併願の際の注意事項】
試験日程が違えば併願できると言っても、専門試験の内容・欲しいタイプは学科毎に異なる。なので日芸内併願する場合は学科毎の対応をキチンと準備しておく必要がある。例えば放送学科と映画学科を併願受験した場合に放送学科で書く面接票の内容&言う内容と映画学科で書く面接票の内容&言う内容がまったく同じという訳にはいかない。学科毎に欲しいタイプの子が違うので日芸内併願する場合はその併願学科に合わせて専門試験&面接の対応準備をする必要がある。
【コース毎分かれて募集する学科は注意】
放送学科のように学科でまとめて採用する学科と違い、映画学科・演劇学科は、募集を学科まとめてではなくコース別におこなっている。つまりコース毎に最終合否を決めるので各コースの合格者者数が少なくなる。それは何を意味するかというと「合否においてそのコースの先生の欲しいタイプがより反映されやすい」ということである。そしてズバ抜けて素晴らしい子がいた場合に(コース毎の募集なので出す合格者数が少ないので)その子を除いた残りの少ない枠を他の受験生で競うことになるので厳しくなる。これがコース毎に募集する学科のリスク要因(あくまで受験生立場からの)である。
               
        一般入試2期日程     【概要】
              一般入試の3月入試
【傾向】
放送学科を除き、1年間通して見てきて(受験生も当然それまでに同じ学科を何度か受験しているので)最後に誰拾ってあげる?&最後に良い子い子だけピックアップするという傾向あり。
なお放送学科はGMARCHを受験したマスコミ志望の受験生が全落ちしてどこか良い大学(大学のブランド&将来の志望方向&入試の試験内容から)はないかと考え日芸放送を受験する層も狙っているように思える。専門試験の内容も2期日程だけ「小論文で、しかも他大学で小論受験or高校で小論対策していた&マスコミ志望」の者には書き易いテーマになっている。