【映画学科演技コースの専門試験のポイント】
 
  ●サイレント演技
台詞が有れば、その場面場面の心情が表情に自然と醸し出されてくるはずです。ですが映画学科演技コースの演技試験は台詞無しのサイレント演技です。そのため、ついつい試験の設定通りに行うことに気を取られ、そのシチュエーションにおけるその行為にも気持ちの変化があるはずですが、その心情が表情に出ず能面に近い状態になっている子が多いです。
*それってパントマイムじゃんという子が多いです。
*声に出す台詞があれば自然と顔の表情にも現れるんだと思いますが試験は台詞無しのサイレントなので・・・

●面接試験
映画は演劇(舞台)とは違い、人は人の役しかできません。その人のもつ雰囲気によって出来る役の幅も舞台より決まってきます。そのため映画学科演技コースは色んなタイプの子を採ります。だから色んな子にチャンスがありますが、同じタイプばかり採っても仕方ないので、その年の受験者層分布が影響してきます。
*面接で修学旅行の話しかしてなくて合格してる子もいます。なぜなら修学旅行の話でも雰囲気はわかるから。
*女子は「私って可愛いでしょ」と思って受験する層が一番多いのでその層での合格は競争相手が多いので大変です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
女子で「私って可愛いでしょ」と思って受験する層(可愛さを自分のアピール材料として受験する層)が注意すべき点がもう1つあります。
それは目黒日大(元,日出高校)芸能コースのアイドルの子が11月の付属推薦で受験してきますので、昨年から昔より可愛いアピールで受験する層が合格しづらくなっています
なぜなら可愛いだけなら、AOのあとの11月の付属推薦で、目黒日大(元,日出高校)芸能コースの子が受けに来ることわかってますから(昨年2018年11月のまだ日出高校の名称時代から日大付属高校として日出高校芸能コースの子が日芸を付属推薦で受験しています)。
可愛いだけなら「だから?なに?」「別にさぁ可愛いだけなら付属推薦で目黒日大芸能コースの子が来るだよねぇ」となってしまいます。
可愛いしかアピール材料がないと「上には上がいる」ので大変かもしれません。

 



【演劇学科演技コースの専門試験のポイント&配点】
 
 
《演劇学科演技コースの実技試験内容》
「即興演技」「台詞朗読」「音楽を用いた即興(”キーワードからイメージしたことを身体表現”と”音楽を聴いてイメージしたことを身体表現”の2種)」「ウォーキング」「歌唱」があります。
実技の配点については某先生が下記を日芸生に実際に教えています。 ただし下記はあくまでも日芸生が演劇学科演技コースの先生から教えてもらった内容を記載するもので日芸が外部にむけて公式発表したものではありません。

《配点(専門試験配点を200 点とした場合の割合・基準)》

●演技セクション(朗読・即興演技)配点70 点
●音楽を用いた即興セクション(歌唱・リズム感&身体表現)配点70 点
●面接60 点

《合格ライン》
●演技セクションで60 点以上(70 点満点中)であること
●音楽を用いた即興セクション60 点以上(70 点満点中)であること

《↑上記の補足(意味)》
●60 点(70 点満点中)とは86%(100 点に例えると86 点以上)評価ということ。
どちらかしか出来ない(どちらかが苦手)は不合格両セクションともクリアーしないと合格しない
●例えると、ダンス苦手だから演技でカバーしようということは無理で、両方出来る必要があるという意味です。
苦手な部分を苦手なまま放置していたら合格は厳しいでしょう苦手な部分にはきちんと向きあって克服必要です。

《演技試験の課題内容》
<2019年3月一般入試2期>
「後ろにいる人に対して3つの単語を自分で考え、ジェスチャーをつけて単語を投げかける」
<2019年2月一般入試1期>
「あなたはバス停でバスを待っていますが、来るはずのバスが来ない。他に移動する手段はなく、そのまま待ち続ける」をシーン化する
<2018年11月一般推薦>
「ボールを使って恋愛をテーマに芝居を作る」
<2018年11月付属推薦・校友子女・編入転部>
「ピンチ」をテーマに1人3役
<2018年3月一般入試2期>
「演劇を知らない人に演劇の素晴らしさを売り込む」
<2018年2月一般入試1期>
想像上の綱を、以下の条件で、30秒かけて渡ってください。
1回目:あなた自身が綱渡りをします。渡っている途中で一度ジャンプをします。
2回目:あなたはプロの綱渡り師です。渡っている途中で一回転します。
<2017年11月一般推薦>
あなた自身の幼少時代の印象に残っている記憶を一つ選び,それを連続する3つの絵(ストップモーション)で順に表現してください。また,その表現したものにタイトルをつけて下さい。
<2017年11月付属推薦・校友子女・編入転部>
演劇の幕切れの挨拶を一人芝居で行う(2分間)
<2017年3月一般入試2期>
「家族」を一人三役で1分程度演じる。
<2017年2月一般入試1期>
台詞朗読の課題を自らの言葉で演じる(W.シェイクスピア「ヘンリー5世」)
<2016年11月一般推薦>
「3色のボールから1つ選びボールを(ボール以外に)見立てて1分ほどのシーンを作る」
<2016年3月一般入試2期>
台詞朗読の課題のシーン化(宮本研「俳優についての逆説」)
<2016年2月一般入試1期>
「私」というタイトルの一人芝居を1分程度で演じる

《音楽を用いた即興試験の課題内容》
<歌唱>
1分前後または歌詞1番分

<2019年3月一般入試2期で課された身体表現課題>
「最初自由に歩く→音楽が流れたらそれに合わせて自由に踊る(明るい曲→優雅な曲の2種)→だんだんフェードアウトするのでそれに合わせて止まっていく。最後に倒れてください」
<2019年2月一般入試1期で課された身体表現課題>
「音楽を聴いて、そこからイメージしたことを自由に身体表現してください」
※この時の課題曲はクイーンのThe show must go on
<2018年11月一般推薦で課された身体表現課題>
「動物をテーマに自由に身体表現してください」
<2018年11月付属推薦で課された身体表現課題>
「リズムをテーマに自由に身体表現してください」
<2018年2月一般入試1期で課された身体表現課題>
「料理を作ってください」
<2017年11月一般推薦で課された身体表現課題>
「楽器を一つ想像して、体から溢れる音を体で表現してください」
<2016年11月の付属推薦・校友子女で課された身体表現課題>
4種の曲を聴いた後に踊る。「この曲ではスローテンポで踊って」「この曲ではアップテンポで踊って」「この曲では内面を開放してください」「この曲では・・」とそれぞれの曲に合わせて(試験開始前ではなく試験始まって踊りはじめ直前に)指示されました。

<2017年11月推薦・2018年2月&3月一般入試・2018年11月推薦で課されたウォーキング課題>
「部屋を斜めにウォーキング。歩いてツーステップ+ツーエイト分の自由振り付けのダンス等含む」
「部屋を斜めに歩いて真ん中でジャンプ」
「部屋を斜めに走って真ん中でジャンプして(ジャンプ中)体大きく広げる・(ジャンプ中)体小さくする」
「線から線までの間を一列に並んでウォーキング。合図あるまで何往復も自由なペースで歩く」
「斜めに走っていき、センターの印の位置で止まり・1回転がり・そこから再び走り去る」
「部屋を円に3週走って・倒れて・立ち上がり・そこから再び歩きはじめ去る」
等々が課されました。


《昨年の日芸演劇演技コースの入試方式別の合格者(今年の45名の内訳)》
AO最終合格者=3人(内女子2人)
校友子女入試合格者=2人(内女子2人)
付属推薦合格者=13人(内女子12人)※18人受験→13人合格(5人落ち)
↑付属で5名も落としたのは、流石に18名全員合格させたら半分が付属生になってしまうので1/3に抑えるためかと
↑昨年は付属推薦で5人も落としたが、それでも競争率1.4倍。ただ3人に1人が落ちたので付属推薦も実技対策必要
 (基礎学力選抜方式)11人受験(女子9人・男子2人)→9人合格(女子8人・男子1人/落ちたのは男女各1名ずつ)
 (特別選抜方式)7人受験(女子7人)→4人合格(女子4人)
一般推薦合格者=9人(内女子2人)
一般入試1期合格者=13人(内女子2人)
一般入試2期合格者=1人(内女子1人)
編入試験合格者=2人(内女子2人)
転部試験合格者=1人(内女子0人) 
転科試験=1人(放送学科から)
帰国子女入試=左記入試での入学者無し
留学生試験=左記入試での入学者無し



 


【演劇演技コース2019年度入試のAOと付属推薦を除いた女子合格者を独占!】
 












2019年度入試の演劇学科演技コースの一般推薦・一般入試1期・一般入試2期の女子合格者合計は全部合わせて日本全国で「たったの5人のみ」でした。その5名を日芸受験.com生が独占しました。
日芸受験.com関係の生徒さん以外で昨年の日芸演劇演技コースの一般推薦・校友子女・一般入試1期・一般入試2期で合格した女子は0人です(日芸受験.comの女子しか合格していません)
AO合格した女子2名(昨年までAOは実技無しの口頭発表)を除くと、2019年度入試で演劇演技コースに合格した女子は「日大付属生(付属推薦で合格)か日芸受験com生のみ」という衝撃の結果でした。
つまり実技試験のある方式で演劇演技コースに合格した女子は(付属推薦で合格の日大付属生を除くと)日芸受験com生のみでした

校友子女合格者数=全部で2名(女子2名)←女子2名とも日芸受験.com生
一般推薦合格者数=全部で9名(男子7名・女子2名)←女子2名とも日芸受験.com生
一般入試1期合格者数=全部で13名(男子11名・女子2名)←女子2名とも日芸受験.com関係
一般入試2期合格者数=全部で1名(女子1名)←この1名は日芸受験.com生



■何故このようなことになったのか?
女子ばかりになってしまい宝塚をやるわけにもいかないので、付属推薦以降の一般推薦・一般入試1期で男子を多く合格させ男女のバランスを取ったからと推測されます。
「なぜそうせざるを得なかったのか」というと、それは演劇演技コースにおいて付属推薦で日大付属高校から沢山受験生がおり(しかもほぼ女子のみ)、そして(日大に限らず、付属高校を持つどの私立大学でもあるように)組織の都合上、内部進学の付属推薦で一定数を合格させざるを得ないから(演劇演技コース1学年の3分の1が付属だから)です。


<2018年11月実施の演劇演技コース付属推薦結果>
●基礎学力選抜方式
11名(内女子9名)受験→9名(内女子8名)合格 ※男子1名・女子1名が不合格
●特別選抜方式
7名(内女子7名)受験→4名(内女子4名)合格 ※女子3名が不合格
●合計
18名(内女子16名)受験→13名(内女子12名)合格 ※計5名が付属推薦で不合格
(↑付属で5名も落としたのは流石に18名全員合格させたら半分が付属生になってしまうので1/3に抑えるためかと


つまり

●演劇演技コース1学年は40名前後(現1年は45名)である。
●男女半々にしようと考えたら、男女別人数は各々20名〜23名になる。
●昨年の付属推薦では演劇演技コースを受験する付属生が18名もいた。
●付属推薦で日芸演劇演技コースを受験する者は、ほとんど女子である(18名中16名が女子だった)
●2018年11月の日芸付属推薦では13名(内女子12名)が演劇演技コースに合格した(5名落ちた)
(↑流石に付属といえども18名全員合格させたら半分が付属生になってしまうので5名落として1/3に抑えた)
合格した女子12名という数字は男女半々にしようとした場合の男女別人数各々20名〜23名の半分にもなる

上記より
「演劇演技コース1学年は40名前後の定員」
「男女バランスが極端に偏らないようにしたい(出来れば男女半々に近い状態にしたい)」

「付属推薦受験者は毎年ほぼ女子のみの状態」
 ↓
「女子枠20名〜24名前後の半分を既に付属推薦合格者で占めてしまっている」
 ↓
結果「女子枠は残り10名前後しかない」
 ↓
その残り10名前後の女子枠を付属推薦以外の入試で配分したら「各入試で2名前後しか女子を採れなかった」
ということでしょう。


だから演劇演技コース現1年女子は公表されている入試結果からもわかるように
○AO合格の女子2名←昔からAOは女子2名だった
○校友子女合格の女子2名←校友子女の枠は演劇学科全体で2名と決まっている
●付属推薦の女子12名
ーーー↓ここから下は付属推薦以降の入試日程
○一般推薦合格の女子2名
○一般入試1期合格の女子2名
○一般入試2期合格の女子1名
と、付属推薦以外で合格した女子は、たった9名しか日本全国でいません(2019年4月入学者には帰国子女・留学生試験での入学者無し/9名には編入・転部・転科は含まず)。
付属推薦以降の入試日程では女子は日本全国でたったの5名しか合格していません。


要は女子ばかりになってしまい宝塚をやるわけにもいかないので、付属推薦以降の一般推薦・一般入試1期で男子を多く合格させ男女のバランスを取ったと推測されます。
2019年2月実施の一般入試1期の男子は40名受験→11名合格の競争率3.6倍、一般入試1期の女子は88名受験→2名合格の競争率44倍、この極端な男女別競争率格差は、男女数調整をしたと言われても仕方がない異常数値です。
塾では日芸演劇演技コース女子合格者と男子合格者の実技映像を保管しており、その実技映像を見る限り、この競争率格差を生む程に男子が優秀な子が沢山集まって、女子は実技ダメな子が多いということはなく、女子の方が受験者母数が多いだけあり(もちろんダメダメな女子も相当な割合でいますが)やはり母数が多い分、人数的には女子の方が実技面&人物面で素晴らしい子に出会うことが多いです。
つまり、この男女競争率格差は男女数調整をしない限り起こりえない数値です。
どういう子を合格させるかは完全に大学の自由です。事前告知(入試要項に明記)してあれば男女バランスをどうするかも大学の自由です。
*ただ現状告知なしの為,要項に「授業運営に支障をきたすことが予想される場合は男女数バランスを調整する場合があります」と本来明記すべきでしょう


ただ、そうは言ってもその厳しい女子競争率を見事合格している女子がいるのも現実です

どんなに厳しい女子競争率であろうと日芸演劇演技コースに日大付属推薦入試以外で見事合格している女子は存在します

つまり「残念な結果になった場合、それは求めるレベルに達していなかったから落ちている」ということも事実です。
競争率が緩くならないと合格しないというのであれば、それは、その子の実力がそもそも足りないんです。


だから、残念な結果になった場合、男女の競争率のアンバランスを非難する前に(不合格の原因を他者に転嫁する前に)、まずは自分の能力を高めることが必要で、それが足りなかったから(自分の能力が足りなかったから)不合格になっているという事実もキチンと認識すべきでしょう

そして、付属生が一杯いることを塾は把握していたので付属推薦以降の入試(推薦・一般入試)は女子は厳しくなるであろうとわかっていたのでしっかり実技対策した日芸受験.comの女子しか校友・一般推薦・一般入試1期・一般入試2期で合格しなかったということだと思います。


それと、大学は建前上「受験するために塾に通った方が良いです」とは絶対言えません。建前上「何もしなくて大丈夫です」としか言えないのを、そのまま鵜呑みにしない方が良いと思います。
日芸演劇演技コースの先生に言われたからと、先生に言われた通り何もしないで(信じる方も信じる方ですが・・子供に対して言う大人も・・)付属推薦で演劇演技コースを受験し落ちた付属生を知っています演劇演技コースの付属推薦は競争率1.1倍〜1.4倍なので、きちんと実技対策していれば絶対合格していたはずです(大学の先生の言葉をそのまま信じて、その子のその後の人生変わった。落ちてから塾に相談に来られても時既に遅しなんです)。
また昨年2018年のOCで某先生が「英語・国語の学力は65%(2教科で合計130点)取れれば大丈夫です」と言っていましたが、実際には今年の演劇演技コース1年(合格者)の一般入試の英語+国語の平均点は160点だったと、それより上の立場の某先生が生徒に話しています。つまり65%では不十分で実際には80%必要だったということです。
とにかく公式トークというものは(これは日芸に限らず、全ての大学において同じ)あくまでも営業トークなので、それをそのまま鵜呑みにするのは考えものですということです。大人は対外発言をする時は本音と建前を使いわけます(高校だって・会社だって・保護者だって皆そうです)。